それは勝率が上がるからだ。
一本先取もマッチもかわんねぇだろ!
そういう方は少ないと思うが、一応明記しておく。
マッチ戦は1本先取に比べて運が絡まない
勝率7割のデッキは一本先取なら当然勝率70%
一方、マッチ戦なら
勝ち勝ち
0.7×0.7=0.49
勝ち負け勝ち
0.7×0.3×0.7=0.147
負け勝ち勝ち
0.3×0.7×0.7=0.147
で足して0.784で約79%
有利がついてる相手には勝率が上がるのだ。
では、もし構築や調整によって現環境に対しての解答、つまりどのデッキタイプにも僅かながらに勝ち越せる理想のデッキを作成出来たのならば1番安定する対戦フォーマットは何であろうか?
そう、3面統一チーム戦である
それは何故か?
もし全てのデッキに勝ち越せるデッキを握り自分のチームも相手のチームも一切プレイングミスしない天才プレイヤーのみで構成されているとしよう。
1番勝率が上がらない相手チームのデッキ構成とは何か?それは
……ミラーマッチだ。
48枚同型はどちらもプレイングミスなく回すと仮定した場合、どこまで行っても5割だ。
マッチ戦ならミラーと当たったなら諦めて相手が自分よりミスをするプレイヤーである事を祈るしかない。
しかし、チーム戦なら相手が3面統一チームとは限らない!
1人でマッチ戦よりも相手チームのデッキがバラける可能性がある以上勝率が上がりやすいのだ。
5人チームなら尚良い。
試行回数が上がり、尚且つ5面統一して来る相手はもっと少なくなるからである。
俺から言わせればリスト統一出来てないチームは「環境に対する完璧な解答を導き出せていませんよ」と自ら白状しているようなものである。
結論
全てに勝ち越せる理想のデッキが作成でき、尚且つプレイングミスをしない最高のプレイヤーを集められたならば、リスト統一チーム戦こそが1番運が絡まない理想の大会フォーマットである。
さぁみんな!チーム戦をやろう!
追記
環境に対する解答、つまり全ての参加リストに勝ち越せるデッキなんてほぼほぼ存在しないからこの考察はほぼ使えないよ!
プレミしないプレイヤーに近い存在になるのはそのデッキでの膨大な練習量が必要で揃えるのも大変だし、そのプレイヤーが得意とする普段から握っているデッキで出てもらうのがいいと思うよ。