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DMPの成長段階

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何か物事を上手くなろう、上達しようと思った時にはステップを踏む必要がある。

 

それはより高次のことをしようとした時に必ずそれを行うためのリソース、土台が必要になるからだ。

 

例えば初心者に環境がどうだのこのカードが強いだのを語っても意味をなさないことが多いのは前提となる土台をその人が持っていないからである。必ずその人にあったアドバイスをして見守り、時に修正することが後進の育成になる。

 

人は土台をおろそかにして上達しようとしてもなかなか上手くならない。このエントリでは自分が今どの段階に入るのか、今取り組んでるものの土台となるもので何かおろそかにしていることはないかという簡単な確認を行うのが目標だ。

 

 

 

ルール、モラルの理解

まず第一に身につけなければいけないことはルールとモラルだ。例えばあなたが経験がほとんどなくてゲームのセオリーやアドバンテージの計算を知らなかったり、しっちゃかめっちゃかなリストを組んだとしてもルールさえ守っていればゲームとしては成り立つ。

 

ルールを知っていて守るというのはゲームをする上で必要最低限のことなのだ。ただ細かく規定されたルールをいきなり覚える必要はない。あなたが真摯なプレイヤーであれば自ずと周りのプレイヤーが教えてくれるはずだ。必要最低限のルールと流れは身につけておこう。

 

このように真摯な態度を身につけていればもしもトラブルを起こしたとしてもほとんどの場合は大きな問題には発展しない。その観点でもモラルを身につけることは重要である。

 

dmは対人ゲームである以上対戦相手が必要で、相手は感情を持った人間である。時折熱心にプレイしているとそのことを忘れているプレイヤーもいるが、毎ゲームごとに対戦に感謝し相手の健闘を互いに讃えるのが本来あるべき姿だ。

 

そういうことを理解できているプレイヤーはきちんと相手に伝わるように態度に示す。知っているだけではダメだ、あなたが自分がそう思っているんだから自然と態度に出ていて相手に伝わっていると思っているならそれは大きな勘違いだ。相手はエスパーではないのだからあなたが考えていることなんか全くこれっぽっちも察していないだろう。

 

あなたがきちんと相手に敬意を払って讃えるのであればきちんとアピールしよう。もう一度初心に帰って姿勢を正そう。それだけで周りの人たちからの評価が変わるだろう。

 

コミュニティの形成

あなたがルールとモラルに対して十分な理解ができたとしよう。おめでとう!これであなたは自立した一人のプレイヤーだ。あなたはプレイヤーとして十分に対戦相手と楽しくゲームをする術を身につけた。

 

次にあなたが獲得するべきはゲームをするための環境、コミュニティの形成だ。上にも書いたがdmは対人ゲームである以上必ず対戦相手が必要だ。

 

例えばあなたの友達にdmを嗜んでいる人がいて遊べる環境があるとする。たとえ一人でも対戦できる環境があれば立派なコミュニティだ。

 

逆に知り合いにdmをやっている人がいなかったとしても毎週近くのカードショップで大会がやっていて遊べる環境があったり、vaultなどを使ってオンライン対戦環境があればそれも立派なコミュニティとなる。

 

基本的にはコミュニティは大きければ大きいほどよく、たくさんあればあるほどプレイできる機会が増えるため良いとされる。

 

ただしその規模だけでなく質の良さ、目的としていることもまた大きく重要な要素だ。

 

例えばコミュニティのレベルがあまりにあなたと離れていると議論についていけなかったりあなたが今必要としている発達段階を飛ばして、あるいは前提として目的に向かっていることもあるだろう。

 

勝つことに重きを置いているコミュニティにあなたが所属していてあなたがそのこと以外に楽しみを強く感じている場合価値観の相違から心から楽しめない可能性が高い。

 

またチャプ、イカサマ、シャークを行っていたりモラルが低いコミュニティに所属しているとあなた自身の評価が下がったり、何か大きなトラブルに巻き込まれる可能性もある。

 

コミュニティの質はあなたの成長速度と密接に関係している。あなたは信頼できる経験者を信じてついていっても良いだろう。または自分が先頭に立ってコミュニティを導くのもいい経験になるはずだ。

 

ミクロゲームの理解

さあやっと対戦環境が揃った。ここまで来てようやくあなたがプレイヤーとして成長する土台ができたのだ。

 

dmを対戦する環境が整って楽しくdmができるようになれば次に目指すのは対戦の中で自分のやりたいことを体現すること。

 

多くのプレイヤーに当てはまるのは勝率を上げることだ。それ以外のプレイヤーでも多くは自分がやりたい形で最後は勝つことに帰結する人が多いだろう。

 

次のステップとしてはミクロゲーム、卓上のゲームスキルをレベルアップしていくことがあげられる。

 

まずは自分が使っているデッキを深く理解することから始める。

 

どんな動きをして、何が強みで勝ち筋なのか。

 

自分のプレイングは間違っていないか。

 

どの相手に相性が良くてどの相手が不利なマッチアップとなるのか。

 

どのような採用候補が挙げられてそれぞれの構築にした場合のメリットデメリットはどのようなことが考えられるか。

 

あなたが所持するデッキにおいて、これらを深く深く繰り返し自問自答を繰り返していくことであなたはそのデッキの使い手としてかなりのレベルへ到達する。

 

あなたがそのデッキを完璧に使いこなせる状態に近づいた時にきっとあなたの興味は自然と別のデッキに移っているだろう。飽きるというのは悪いことではない。ある種の極めた状態からの冷静な評価から来る結果なのだ。

 

こういう書き方をすると批判されるかもしれないが、飽きがきて初めて一流という考え方もある。熱中しているうちには見えてこないものも沢山ある。それを知って初めてもう一段階踏み込む領域もあるのだ。

 

話が逸れたがこうしてあなたがいくつかのデッキ、アーキタイプを使いこなしていくうちにゲームの本質が見えてくる。相手のデッキがされたら嫌な動きを経験から学ぶことができてくるのだ。

 

ここまで来たらあなたを初心者と呼ぶことはできないだろう。少なくともあなたが使っている1つの、あるいは複数のデッキタイプではあなたはプロフェッショナルと呼ばれる腕前を獲得しているからである。立派な中級者だ。

 

マクロゲームの理解

あなたがいくつかのデッキタイプでプロフェッショナルを名乗れるようになるともっと大きな視点で物事を、dmを見れるようになってくる。

 

例えば単純にどのデッキでトーナメントに出ようかといったデッキセレクトの問題が出てくる。

 

この課題が出てきた時に極めて重要になるのが環境に対する読みだ。それはデッキの流行度を読みそのデッキがどうゆう動きをするのかを理解し、それに対して一番有利なデッキを選択し、勝てる調整をしていくことに他ならない。

 

当然その前提として情報収集をしなければならない。そのためにはコミュニティの土台を有効に使ったりする。

 

段階が上がるごとに前提となる土台の強固さが求められる。もちろんミクロゲームとマクロゲームは同時並行で進めることができるだろう。しかしマクロゲームの習熟度はミクロゲームの土台がしっかりとしていないとようには上がらない。

 

上達がうまくいかない人はしばしば土台が確保できていない場合がある。砂漠に木は立たない。自分が伸び悩んだと思ったら一度振り返って足元を確かめてみるのが有効だ。

 

ここまで高い視点を持って自分が立つべき土台をキチンと確保してゲームを楽しんでいる人は上級者と言って差し支えないだろう。

 

だがdmというゲームはここで終わりではないのだ。ここまで到達して初めてそれを踏み台しにて主体的に遊ぶことができるのである。むしろここからが本番であり、最も人によって個性が出て面白い遊び方が次の項目である。

 

主体的に自分で考えて創造して遊ぶ

君は上級者となり用意された舞台で最大限の力を発揮出来る術を身につけた。

 

そうして初めてできることがある。

 

例えば、新しいデッキタイプのパイオニアになる。

コミュニティの先頭に立って後進を育成する。

CSを開催しコンテンツを盛り上げる。

有益な情報を発信してプレイヤー全体のレベルを上げる。

その他様々な試み(シャドーボックス、切り絵、リドル)に挑戦しコンテンツを強化する。

 

等々、ここから先はカードに縛られず自由な発想で活動できるようになる。

dmは限界のあるゲームだ。プレイングを磨き、構築を磨き、環境読みを磨いてそれでもなお勝利するためには運に振り回され、それでもめげずに続けていくことが勝利への道だ。そこに近道はない。

 

第四段階までのステップを踏み上級者として成長したあなたはある意味完成していると言える。

 

それでもdmが面白いのはその先があり、そこから先は完成するということがないことだと思う。入り口は同じで出口も同じだがその先は人によって歩くべき道が変わる。

 

そしてその道を自分で選んで行けるのがdmの本当の魅力ではないかと私は最近考えるのだ。