dmの記事の需要はどこにあるのか?

 

最近はなぜかブログブームのようで記事を書く人が増えてきたように思う。

しかし、語られる内容は様々であり、僕と同じように書き慣れていない人が多いような気もする。そういう人は多分何を書いていいかわからなくて長続きしないパターンに入ると思うので今回はブログを読む人の需要がどこにあるのかを考察してみたい。

 

個人的な分類になるのだが大きく分けてdmブログの需要は以下の6つに分類できる。

 

  1. リスト解説
  2. 環境分析
  3. トーナメントレポート
  4. エンタメ
  5. スクールテキスト
  6. 提案

 

 

リスト解説

これは現在深く理解しているリストを読者に向けて発信するタイプの記事である。リストの枚数配分だけでなく、なぜその枚数なのか?あるデッキにたいして取るべきプランとプレイングの解説など書き手のリストへの理解が求められる。また、まだ誰も試していないカードの使用感などを報告すると一段とオリジナリティが出ると思われる。

vaultでも同じようなことができるが、記述のフォーマットの自由度がブログの方が高く、継続して良記事をあげることで固定のファンを獲得することができるかもしれない。この点で差別化できるだろう。もしかしたら、リストをシェアしてもらってどこか遠くの土地で自分のリストが結果を残すかもしれないと思うと私はワクワクしてくるのだが。

 

環境分析

現在のメタゲームを分析したものを発信するタイプの記事。直近のトーナメントの環境母数を捉えて、その入賞結果を踏まえて次のトーナメントの母数を分析するものである。デッキの相性差の考察などいろいろなところで個性が出やすい。握るデッキに関しては読者にお任せするのが大きなポイントだ。

 

トーナメントレポート

トーナメントで何を考えて、何を選択して、何と対戦して、何を学んだかを報告するタイプの記事。その全てが主観で語られ、そのプレイヤーの考えていることを追うことで同じレベルの目線で書き手が何をしているかを体験できる。プレイヤーのレベルや得意としていること、重視していることによって大きく語られる内容が異なってくるので、これもプレイヤーの数、トーナメントの数だけ需要が存在する。

 

エンタメ

ウィットに富んだジョークを満載した記事。読んでて単純に面白いもの。それでいてdmに少しでも触れているとなおベスト。これは高いセンスが要求されるかもしれない(滑るとただの痛い人になってしまうので)

 

スクールテキスト

教科書のように正しいことが書いてある記事。dmは文章化されていないものが多々存在するのでネタの宝庫でもある。後から見直しても有益である点、時代とともに大きな変化が伴わない点が特徴としてあげられる。レベルの高いプレイヤーが読んだ時に流し読みされてしまうのがネックであり、何かオリジナルな視点を付け加えると良いかもしれない。新しい概念を持ち込む時にもこの形式が向いていると思う。

 

提案

何か新しいことをやろうと思った時に周りの読者に働きかけるような記事。例えば、EDHやボルコンなどの通常ではないレギュレーションを勧めたり、ブログにタグをつけるなどの新しい風習を定着させようとした時に適したフォーマットであると思う。

 

 

 

私個人はプレイングのレベルも環境読みのセンスもあまり持ち合わせていないので基本的にスクールテキスト形式の記事を中心に書いていることが多い。自分が書こうとしている記事がどの方向性に分類されているかを確認してゴールを設定すると、一定の需要を得て何かしらの意味合いを持つ素敵な記事になるのではないだろうか?