それは
stay or go についてである。
例えば青黒ハンデスで6点場に揃っている時、
あるいはアナカラーデッドゾーンでジャスキルの時、貴方は
殴る派だろうか?
コントロールし続ける派だろうか?
今回はそれぞれの主張を明確にし、正しく再評価した上で比較し、ケースバイケースで最大勝率が取れるプランを正しく選択できる事を目指す。
では、まずそれぞれの主張を見ていこう
stay派の主張
- コントロールデッキで殴るのはそもそも間違っている
- 有効トリガーを踏んだ際に形勢逆転のチャンスを許す(踏んだら死ぬ)
- 何時でも殴り殺せるのだから今やる必要は無い
- デッキアウトや、明確で安全なフィニッシュプランを今後の展開ではキメる事ができる
この辺だろうか?
少し細かく噛み砕いていこう。
まず、1番上は論外である。
それをプレイヤー自らがそのデッキの可能性を決めつけ、プランの幅を狭めてしまうのは愚の骨頂だ。
2番目は一見正しく見える。
だが、貴方は臆病になりすぎていないだろうか?
殴らなければ絶対に死なないという事は極めてレアケースである。
大抵は相手のデッキの中に逆転の目は残っており、緩やかに死へのタイムが流れる。(ボードレス、ハンドレス状態のラグを過小評価したいわけではない)
3番目は2番目に極めて類似した主張である。相手のトップやこちらのトップカードで状況は刻一刻と変化する。
戦況を読み続ける事を放棄している極めて幼稚で短絡的思考といわざる終えない。
4番目は極めて正論だ。
だがそこで止まらずに、相手に有効手を与えずにフィニッシュを決める事が出来る確率を求め続けてほしい。
これは複雑な計算なので求まるものでは無い事が多い。そんな時こそ経験が求められる。
君のプレイヤーとしての直感は、時間をかけずに、おおよその勝率を勝率を割り出せるはずだ。
go派の主張
- 殴らないデッキで殴っちゃう俺カッケェ〜〜
- コントロールが苦手で、この後プレイングミスして最善のコントロールを維持できない
- 有効トリガーの枚数の予想が出来ていて、明確な勝率が割り出せている
1つ目の主張は、今すぐデュエマ引退して、ガルパンを見る事をお勧めする。
2つ目の主張は、まず練習をしよう。
握る以上は、最高のプレイ水準を維持したいものだ。練習量でカバー出来るところは、何とかしたい。
しかし、読み合い負けするのを避けられるのは1つの魅力だ。
いわゆる、噛み合いが最悪という奴だ。
プレイヤーが触れられない2分の1を外し続けて死ぬ事を避けられる。
その後の試合展開でミスしなくていいのは、悪くないプランだ。
3つ目は見えてる札から構築を割って、アウツ(非公開情報の中の有効トリガーの枚数)を特定する。
そうする事で実際にキルできる確率を割り出す事が出来る。
それが納得出来る数値を満たしていれば、後は覚悟を決めるだけだ。
主張は取り敢えず、理解出来た事にして、プラン決定の実際のプロセスを確認しよう。
比較の仕方
- goした場合のキル確率を計算する
- 経験則から殴らずにコントロールプランをとって勝てる確率を予想する。
- goがstayの確率を上回ればGO!!上回らなければstayでコントロールプランを継続する。
結論
デッキの主要アーキタイプに惑わされずに、常に適正なプランを取り続けるべきである。
コントロールデッキでもジャスキルあれば常にキルできる確率を追い続け、柔軟にプラン選択を行わなければならない。
追記
なんかコントロールに自信ニキほど、「え?お前そこで殴る???」みたいな事言ってくるよね。
多分正確にこれが出来てない人も一定数いると思うから、一応書いてみた。
別に昨日の大会で青黒ハンデス使って、赤バイク2回ジャスキルでも無いのに、殴り殺した事を正当化する為に書いたわけじゃないよ。