卍ヘルペンタゴン卍 の不定期開園デュエランド

ハマチ

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初めまして、ハマチと申します。 今回は9月〜10月のcsにて使用したデュエランドについての解説です。

卍ヘルペンタゴン卍(調整チームではないただの負け組集団)のチームメンバーと一緒に調整したデッキということもあり、せっかくの機会なので書かせていただきました。

 

デッキリスト

 

4 x 英雄奥義 スパイラル・ハリケーン

4 x Dの博才 サイバーダイス・ベガス

3 x 超次元ガロウズ・ホール

3 x 怒流牙 サイゾウミスト

4 x 電脳鎧冑アナリス

3 x パクリオ

4 x フェアリー・シャワー

1 x ストリーミング・シェイパー

4 x クリスタル・メモリー

1 x 夢の変形 デュエランド

4 x 怒流牙 佐助の超人

2 x 斬隠蒼頭龍バイケン

1 x イッツ・ショータイム

1 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ

1 x セイレーン・コンチェルト

 

1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン

1 x 時空の凶兵ブラック・ガンヴィート/凶刃の覚醒者ダークネス・ガンヴィート

3 x ヴォルグ・サンダー/雷獣ヴォルグ・ティーガー

1 x アクア・アタック〈BAGOOON・パンツァー〉/弩級合身!ジェット・カスケード・アタック

1 x 激沸騰!オンセン・ガロウズ/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン

1 x シルバー・ヴォルグ/撃墜王ガイアール・キラードラゴン

 

・ フィニッシュ方法について

1 デュエランドによるエクストラウィン

2 ヴォルグサンダーによるLO

このデッキは一見デュエランドとショータイムを揃えるコンボデッキに見えますが、コントロールデッキの部類に入ります。

相手の攻撃を凌いだり妨害をしながらゲームをコントロールし、フィニッシュを狙います。

また、デュエランドというカードの性質やイッツショータイムというカードの裏目を考え ヴォルグサンダーでのフィニッシュを狙う展開も多々あります。

 

・各カード解説

 

アナリス 4

このデッキの初動です。 早い段階でブースト出来るとゲーム展開が楽になりやすいので最大枚数採用しています。

また、後半はキャントリップとしての役割も持てるので腐りづらいカードです。

 

ストリーミングシェイパー 1

このデッキにおいては数少ない、即座にアドバンテージを獲得出来る化け物カード。

ギフトやスクランブルチェンジのように早いターンで引き込むことが出来ればゲームを決定付けることが出来るパワーカードです。

ただし、デュエランドでフィニッシュを狙う際には4枚もの山札を削ってしまうカードであり、墓地に行った後は佐助の超人でマナに置いたりして、可能な限りデッキに戻らないようにしましょう。(僕はこれを忘れて負けました)

 

フェアリーシャワー 4

こちらより早く動いてきたデッキに対しても、ベガスかこのカードを踏ませる事が出来れば、受ける体制に持って行く事ができます。

単体で使ってもアドバンテージの稼げるカードであり、踏ませた時のメリットも多い事から今回は4枚採用しました。

 

クリスタルメモリー 4

様々な用途のあるカード。

このデッキのフィニッシュ速度がそこそこ早いのもこのカードのおかげです。 基本的にはリソースがある程度まで拡張出来た中盤以降、フィニッシュする為のカードをサーチするといった使い方になります。 トリガーした場合でもかなり強く、シノビをサーチし受け札としての使用も出来ます。

使いたいタイミングもかなり多かった為最大枚数採用しました。

 

英雄奥義スパイラルハリケーン 4

このカードを発見した方天才では無いでしょうか((((( ご存知の通りマナ武装を達成してプレイ出来れば相手の盤面が更地になるパワーカード。

このデッキではパクリオやサイクリカといったカードを使い回すこともできます。

殴るデッキに対してはこのカードとベガスを複数枚抱えながらターンを貰う展開も多々ある為最大枚数採用しました。

 

怒流牙 佐助の超人 4

5マナあれば好きなタイミングでブーストが出来るオチャッピィ。

また、バイケンと合わせた受けにもなるカードです。

このカードを使う際の注意事項ですが、マナに置くカードは後々にデッキに戻したくないカード(山札を削ってしまう呪文等)を選びましょう。

また、ダイスベガスハリケーンで受ける際に場に出す事で、フィニッシュカードや受ける為のカードを探しに行けるのでニンジャストライクでプレイするのを忘れないように。

手札に持っておきたい場面が多々あった為、4枚採用しました。

 

パクリオ 3

殆どのデッキタイプに有効であり、オンセンガロウズ、各種バウンスカードでの使いまわしが効きやすい強力な妨害カード。

しかし、最速で投げる必要がある対面も少なく、リソースを拡張している途中で1枚引ければ十分と考えて3枚。

 

Dの博才 サイバーダイスベガス 4

このカードとスパイラルハリケーンがデッキの基盤となる強力な受けギミックになります。

このカードのDスイッチはニンジャストライクのカードを出して効果を解決する前でも後でも使用できるのでタイミングを考えて使いましょう。

佐助の超人の効果の後にDスイッチ宣言出来るので基本出し得です。

 

超次元ガロウズ ホール 3

単純にダイスベガスから打つ呪文として2面処理できる他、フィニッシュカードであり、ドローソースであり、cipクリーチャーの使い回し等も出来る非常に汎用性の高いカード。

枚数についてはサイクリカも入っている関係上、終盤で足りなくなる事はまずないので3枚。

 

斬隠蒼頭龍バイケン 2

佐助の超人と合わせた受け。

オマケのようなドロー効果もこのデッキではシノビが6〜7枚入っている為、使う機会が非常に多いです。 (DMのデッキの中で一番バイケンのドロー効果を使うんじゃないかってぐらい使う)

しかし、受動的な札である事、本当に必要な時はメモリーでのサーチがきく事から2枚のみの採用となっています。

 

怒流牙 サイゾウミスト 3

山札回復兼受けのカード。

ヴォルグでのフィニッシュを狙う際には、山札回復として出す事が多々あります。

3枚のみの採用ですがゲーム自体が長引きやすいのでプレイは問題なく出来ます。

また、このデッキの最後の砦でもあり、ダイスハリケーンで受ける際にはトリガーを使用出来る佐助の超人としての運用も出来ます。

 

龍素記号 sr スペルサイクリカ1

ガロウズホール、スパイラルハリケーンをサイゾウミストを挟まずに連打したい展開があった為採用しました。

1枚のみの採用でもクリスタルメモリーのおかげで容易にゲームプランに組み込む事が出来ます。

パワーカードなので雑に投げても強いです。

 

イッツショータイム 1

夢の変形デュエランド 1

このデッキのフィニッシャー。

このデッキのリストを最初に見たときは2枚ずつ入っていたのですが調整していく中で最終的には1枚ずつの採用となりました。

理由としては、デッキ内に残っていた場合エクストラウィン出来ない可能性が高い事と単体性能が低い事です。

殴ってくるデッキに対しては盾落ちを気にすることが無く、仮に殴ってこないデッキに対して盾落ちしたとしてもヴォルグでのLOプランを狙う事が出来るためです。

 

セイレーンコンチェルト1

いくつかあるマナ回収の中で最終的に採用したカード。

何と言っても1マナという軽さが非常に便利でメモリーで加えて即撃ち、マナ回収を行ったカードを即座に使用する事が出来ます。

トリガーした際にもマナのシノビを回収したり、マナロックにフリーズされているカードをアンタップさせたり(あんまり無いけど)と本当に色々な使い方ができます。

 

勝利のガイアールカイザー 1

特に説明はいらないと思います。

軽減クリーチャーや単騎をどつきましょう。

 

時空の凶兵ブラックガンヴィード1

これも説明はいらないかと、ダイスガロウズで受ける際にはこのカードが最適解でない事も多いのでよく考えて。

 

シルバーヴォルグ1

ダイスガロウズで受ける際、最適解となる場合があります。

ブロッカーを次元に採用していないとダイスガロウズでオニカマスを止める事が出来ないので採用しました。

クローシスバスターやジョーカーズにも有効に働きます。

 

アクアアタックバゴーンパンツァー1

置きドロソです、特に説明はいらないと思います。

 

激沸騰オンセンガロウズ 1

サイクリカやパクリオを複数回回せるようになります。

特にパクリオを用いて相手のリソースをいきなり刈り取る事動きが出来るのは非常に強力で 10マナガロウズでパクリオをバウンスしてこのカードを出す事はかなりあります。

 

ヴォルグサンダー3

2枚は確定で採用するべきだと思います。

ハリケーンでの使い回しが出来るとはいえヴォルグを回すために多くマナを払ってしまい、他のアクションが出来なくなってしまう為です。

3枚目についてですが他のカードよりも使う機会が多いと判断した為採用しました。

 

不採用カードについて

 

飛散する斧 プロメテウス

中盤で腐りにくいマナ回収、そしてデッキ内の緑の枚数を増やす事が出来ます。

1枚のみだとこのカードを初手に引いてしまった場合に緑としてマナに置きにくかった為、初期のリストでは2枚採用していました。

実際、アナリスからこのカードに繋げる展開もあり、クリーチャーである事から使い回しがききやすいなどのメリットも多々あります。

しかし、マナ回収をしたいタイミングというのがリソースがある程度稼げている時であり、そのタイミングでは5マナという重さが致命的だった為、最終的には不採用にしました。

 

デュエマボーイダイキ

(このカードを採用するか否かでチームメンバーとは滅茶苦茶喧嘩した)

5枚目、6枚目の初動として採用を検討しました。

クリーチャーである為デッキに戻った際に山札を削らないカードである事が利点です。

しかし、

1.後手の3tブーストだと遅い事が多い

2.先手ならそもそも4tスタートでも間に合う

3.単体でアドバンテージを稼げない

以上の事からシャワーの方に軍配が上がりました。

 

勝利のリュウセイカイザー

このカードでテンポを取りたいと思う展開が全く無かった為不採用。

 

勝利のプリンプリン

このカードで止めたいカードがバトライ武神ぐらいしか無いのですが、大体ダイスガロウズ前に武神になっているかバトライ閣のままのどっちかなので使わないと判断して不採用 。

 

超時空ストームGXX

時間切れのある大会でのワールドブレイク要員() これが作れるならヴォルグ沢山投げれてるので不採用((

 

各対面について

 

vsモルトネクス

基本的には7マナ溜めてハリケーンダイスベガスでターンを貰いつつショータイムデュエランドを揃えに行きます。

最近はラフルルやメッタギルスといったダイスベガス対策のメタカードが採用されている場合がある為、序盤ではマナを伸ばすよりパクリオでドラグナーを埋めにいった方がいい場合もあります。

 

vsジョーカーズ

ケシカス君やゴールデンザジョニーなどの裏目がある為、ショータイムデュエランドはあまり狙いません。

ジョーカーズというデッキはダイスベガスのケアと打点の形成を同じターンでは行ないにくい為、スパイラルハリケーンを手打ちする事でほぼ確実にターンを貰うことができます。

一度ハリケーンでの全バウンスが通れば、ゴールデンザジョニーを忍びでキャッチしつつ パクリオやガロウズホールで処理が可能になります。

最終的にはサイクリカを用いてハリケーンとパクリオを連打し、ファイナルストップやゴールデンザジョニーと言ったダイスベガスをケアするカードを埋め続けた後、LOを狙うのが勝ち筋となります。

 

vsクローシスバスター

基本的にはダイスベガスの張り合い、裏切り魔狼とパクリオでのリソース勝負になります。

お互いにパンツァーの処理が困難である事は頭に入れておきましょう。

リソース勝負を制した後はデュエランドでもヴォルグでもフィニッシュを狙えます。

シェイパー引くと大体勝ちます。

 

vs青黒ハンデス

こちらもダイスベガスの張り合いとハンデス系のカードの投げ合いになります。

しかし、青黒ハンデス側の方がリソース拡張や妨害に長けている上に、相手の妨害をくぐり抜けてサイゾウミストを1回はプレイしないといけない為厳しい戦いになります。

序盤のランダムハンデスにバイケンを当てられると多少は楽になるのと、パクリオをタイミングよく当てられるとチャンスが出てきます。

フィニッシュはショータイムデュエランドを狙う余裕がまずないため、ヴォルグサンダーでのLOプランを狙います。

シェイパー引くと大体勝ちます。

 

vsロージア

不利対面です。

ダンテが走ってきてもストップを打たれても返しにこちらは勝つ事が出来ません。

青白はほぼ無理と言っていいと思います。

パクリオがエメラルーダやネバーエンド革命チェンジでケアされやすい上ストップを手札に抱える事が容易に出来る為です。

ただ、ドロマーロージアはストップやエメラルーダの枚数そのものが少ない上に、ストップのサーチも出来ないのでパクリオが有効に働く場合が多いです。

ヴォルグの通りもいいので青白よりはワンチャン掴みやすいです。

 

vsメタリカ

無理です。強く生きて。

 

vs猿

無理です。パクリオ投げて祈りを通して下さい。

 

vs赤青ブランド

ワルスラが通るとまず返せません、パクリオが通る事を祈りましょう。

ゲームが伸びればチャンスはあります。 (ユニバーサル鮫アンドシーには気をつけて下さい?)

 

vs赤青バイク

基本的に受けきれるかどうかの勝負になります。

ガロウズホールでの除去の優先度ですが単騎を先に処理した方が後々楽に受けられます。

受ける態勢まで持っていけたら、落城や単騎などの脅威となるカードをパクリオで埋め続ければ負ける事は無くなるので、デュエランド,LOどちらも狙えます。

 

・最後に

あまりにも回してて楽しいデッキだったので9月10月はず〜っとこのデッキを回していました()

一方的なゲームになる事も少なく、ループでも無い為、対戦相手との勝負が出来る強いコントロールデッキが久々に作られたんだな~と思いました。

元々青緑デュエランドの基盤は僕が組んだものではなく、あるプレイヤーの方が使用していたという話を聞いて僕が見様見真似で作ったものになります。

僕自身は9/9のサイハテcsから使い始め、9/10にミシマトイスcsで3位に入賞する事が出来ました。

そこそこの結果を出せて、デッキの強さに手応えを感じていた時、9/24日での藤枝TCCでチームを組む予定だったヘルペンタゴンの友海と畳が使いたい!ということでこのデッキの調整を手伝ってくれる事になりました。

その後もプリンcsで友海が優勝、藤枝TCCではラプトが使って優勝と身内が続けてGTを取ってくれたのでこんなに嬉しい事は無かったです。(僕自身は勝てませんでしたが)

調整に付き合ってくれて一緒にチームを組んでくれた友海@yabuki_401と畳 @imatat また、構築をシェアして使ってくれた皆本当にありがとう!!!